インスツルメントと呼ばれる、医師の手となる医療処置具の設計開発を行っています。

最近では、バリエーション拡充に向けた設計開発業務を中心に行う一方で、既存ラインナップのコストダウン検討も並行して行っています。
バリエーション拡充の開発業務は新規試作機の設計開発段階のため、安全規格の要求項目や先行特許などの構成検討に必要な設計情報の調査及び整理を行っています。

幅広い業務を担当することで、多くの設計経験値を得られることに仕事のやりがいを感じます。
設計範囲が大きいだけではなく、自身が設計に携わった機器の評価試験から量産工程の立ち上げまでを担当することになりますので、多角的な設計視点を獲得することが出来ます。

既存製品では、設計業務以外にも外部試験機関と調整し適合規格に基づいた試験プロトコルの策定から実施までを行い、組立業者と作業基準や組立手順を話し合いながら量産工程の立ち上げまでを行いました。

優秀なロールモデルが多く存在するため、自身の業務目標の設定だけではなく今後のキャリアを設定するうえでも非常に参考になります。
また、社員のほとんどが中途入社のため、それぞれのバックボーンの違いから多種多様な仕事に対する考え方や設計規範が学べるのも良い点だと考えています。

学生時代には機械設計を中心に学び、柔軟関節を有する手術支援ロボットの研究を行っていました。

獲得した設計経験値を活用して、現在携わっている新規プロジェクトが効率的に進むような取組みをしたいと考えています。